通えば何とかなるだろうと軽い気持ちで始めました。
神経痛は続いたけれども日常の様子がずいぶん変わって、
体が軽く動いて疲れない。
気持ちも明るくなりました。
関節というのはもともと軽く動くようにできています。
そして関節1つ動かすにも、体のすべての関節が大なり小なり協力します。
これを操体法では連動といいます。
体が重い、動きが鈍いという場合、連動がうまくいかない状態とも考えられます。
筋肉に疲れ物質、老廃物が溜まってるということも考えられますが、
溜まるというのは流れがわるいということで、
流れがわるいというのは関節の動きにも影響します。
関節の動きがよくないことは、流れにも影響します。
どっちが先なのか、考えても仕方ないことですが、
流れをよくすると代謝がよくなり、疲労物質・老廃物がすみやかに分解・排泄されます。
関節の動きが軽くなると、よけいな力を使わなくても体は動きますので、
燃費がよく、疲労物質・老廃物も少なくなり、
肝臓や腎臓など内臓の負担を減らすこともできるでしょう。
体が重く、疲れやすいのと、体が軽くて疲れないのと、
どちらが楽しく生きられるか、これは明白です。
病気ではないし、病院に行くほどでもないけれど、
体が軽くて疲れないというほどでもない。
むしろ疲れがたまりやすい、回復に時間がかかる。
そんな状況が、操体法をやってるうちに改善し、
時間はかかりましたが坐骨神経痛で困ることは次第になくなっていきました。