「晴れ時々くもり」くらいなら、何をどうしようと、結果どうでもなりそうなものだが、いったん降り出せばそういうわけにもいかなくなる。「晴れ時々くもり」の体調で施術に通ううち、降りだして、少々は持ちこたえても、病院に駆け込むのは時間の問題というのがふつうのパターンで、そういうシステムの中に私たちはある。
病院でさんざんな体験をして、抜けてくる場合もある。外を歩くうちに、「いっそのこと、こうしてびしょぬれになるほうが、まだましだ」と開き直ったときに行きあたるものがあったり、拾いものもあったりする。
師匠は「どこへも行くな。何もするな」と言う。「降ってきたらあたりまえに濡れてろ」ということだろうと思う。天候は変わるものと相場は決まってる。何をどうしようと降る時は降る。土砂降りだって避けられない時もある。だからといって、「晴れ時々くもり」の時にまでとり越し苦労してびくびく過ごすわけにもいくまい。
ふだんから濡れることに慣れていない限り、土砂降りに対応などできる自分ではない。土砂降りを生き抜くような、たくましい自分を育てたいと思えば、そのまま濡れているのが一番だ。はだしでざぶざぶ平気で歩いていける豪傑になれたら恐いものなしだ、などと思ったりもする。
操体法という傘を片手に、今日も一日を、歩く。
秋の操体法講座 ※誰でも参加できます。 ①11月9日15時~(天神会場) ②11月10日10時30分~(野間会場) ③11月16日・20日・21日・30日14時30分~(野間会場) ※参加者受付中。 ※お問合せ080(1720)1097(山下)もしくはfukuokasoutaihou☆yahoo.co.jp(☆⇒@)まで。
※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。 ①みんなで講習会(参加費2000円) ②家族や友人とゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円) ③一人でじっくり個別実習(一回3000円) ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。 ※見学・体験受付中。
天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。