福岡操体法スタジオ (yahoo!ブログから移転)

九州は福岡に操体法スタジオを開設しました。さまざまなアレルギー発作や肝臓病を生活改善で、回復不能といわれたムチウチを操体法で対応した自身の体験も紹介。施術や講習会のお問合せは080-1720-1097 メールfukuokasoutaihou★yahoo.co.jp(★→@)へお寄せください。

2014年01月

びっくりするほど素っ気ない。どうしたらこんな素っ気なくできるかと不思議に思われるほど素っ気ない人だ。あんまり素っ気ないので「嫌われているのかな」とさえ思われるが、何年も足を運ぶうち、やっとわかってくる。「この人はだれのことも嫌わないし、とくにだれを好きというでもない」

ネコだって人間だって、自分だけ特別に目をかけてもらいたいと思い、自分のほうだけ見て欲しいと願う。しかし「先生」というのはだれのものでもない。そんなことが実際にできるかどうかはわからないが、私たち患者とともに操体法の道を歩んでこられた師匠の素っ気なさは、偉業というべきかもしれない。

だれのこともできる限り好きにならず、嫌わないというのは、やってみればわかる。むずかしいのである。学校の担任なども人間だから、内心では好きな生徒や苦手な生徒がそれぞれにあり、生徒にもたちまち見抜かれて「あいつ先生のお気に入りだ」とか、「あれはにらまれている」だとか、やられている。
「先生は生徒みんなをいつも等しく愛する」と踏絵のように言わせる傾向もあるが、それでは先生になれる人など一人もいない。
好きになるから嫌いになる。愛あれば憎しみもある。「あんなに目をかけてやったのに」ということになる。感情には裏と表があって、さらに波もある。一定しない。それが自然の法則なので、「いつも等しく愛する」なんていうのはどこかかならず歪みがあり、もとから破綻している。

「けっきょく先生は人のことなんかどうでもいいんじゃないの」と笑いあう。「嫌われるはずもない。だって、もともと嫌いになるほど気にとめてなんか、いないんだから」「それがかえって自由でいいよ。だからこんなに長く続いた」
だれも好きでなく、だからだれも嫌いではない。その実践が「等しく愛し続けること」を実現する道になることもありうる。そのように思われることが、ある。

※2月の操体法講座(グループ実習)は、第二土曜(2月8日)と第四水曜(2月26日)が決定しています。第三・第四土曜日(2月15日・22日)は未定。お問い合わせください。
お問い合わせ メール fukuokasoutaihou★yahoo.co.jp (★は@に)PCからも受信可。 携帯メールfreeyourself.sotai★docomo.ne.jp(★は@に)PCからは受信不可。 

※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

命あってのモノダネだ。お金もないよりあったほうがよい、できれば名声というか評判とやらも。あれもこれもと広がって、自分の手にあるものは一つも放したくないとなれば、動きの冴えもいま一つ。いや、両手が荷物でふさがって今にもすっ転びそうだ。

将来を約束されたポストを捨て、とある学校に応募、合格する。一年目はモンゴル語、中国語、ロシア語の三か国語と、さらにシルクロード地域の地理歴史、政治経済をやる。それら座学と並行して軍事訓練がある。
次の一年は実地訓練で、現地の寺に寄宿し、モンゴル僧たちに混じって勉強する。このような学内教育と学外教育の二年を終え、モンゴル人僧侶になりきる。

頭のよしあしをいえば終わりの話だが、行動を駆り立てる情熱がなくては頭もはたらかない。「ここ以外に自分の死ぬところはない」と決め、モンゴル僧に化けて、日本の敵国であった大陸の奥地に潜入する。そのためならば「名もカネも命もいらない」と言い切れる。捨て身が一番強い。

「死ななけりゃいいじゃない」「時間がたてば回復するようなものに、いちいち痛いのかゆいのと文句言ってもしょうがない」などと師匠に言われると、誰もがむすっとする。「ひどいよ先生。クオリティ・オブ・ライフよ。生きてりゃいいってもんじゃない」
そのセリフ、高度医療とよばれる治療に向かって言える人はまず、いない。「もうこうなりゃ息さえしていたら」「心臓さえ動いてれば」となる。チューブだらけ薬だらけの医療にしがみついてでも、あきらめつかないのも人情。

「ここが自分の死にどころ」と、どかり腰をすえる場所を見つけなければ、生きるも死ぬも、なかなかスカッとはいかないようだ。


※2月の操体法講座(グループ実習)は、第二土曜(2月8日)と第四水曜(2月26日)が決定しています。第三・第四土曜日(2月15日・22日)は未定。お問い合わせください。
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①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

若いころ、「思えばいつだって夢はかなう」といった、根拠のない楽観で満たされていた。ひょろひょろの若木も年月が経てば大木になる。ダメな自分だって年輪を重ねれば立派な人間へと成長する。そう信じていた。四十を過ぎたある日ふと、「四十代の人間にしては、自分はずいぶんとお粗末だなあ」と気がついた。落ち込んだ自分は「こんなお粗末な人間にしかならなかった」と何度か愚痴った。すると師匠にガツンと一発かまされた。「四十年そこら生きたくらいで結論だして、あきらめるつもりか」

あれから十年生きて五十代になった。相も変わらず自分はお粗末な人間であるが、五十になったから六十になったからといって、そのまま年輪を重ねているとはもはや考えていない。改善につぐ改善を進め、日々努力をしなければ、いつまでたっても同じ。いや、年を重ねるほどに、ひどくさえなる。

若い人の弱点や欠点は浅漬けだから、心の切り替えもはやく、治りもはやい。私のはもう浅漬けどころか立派な古漬け。ビンテージものの弱点や欠点は一筋縄ではいかない。「あのころに、もっとやっておけばよかった…」そんなふうに感じる年に突入している。

いま体に起こっていること。いま心に生じていることは、昨日今日に始まったことではないのだ。若いころやりっぱなしにしていたツケが、今ごろになって身にこたえる。バカなままで終わるわけにもいかないし、自分の不始末は自分で取り組む以外にない。「だからあなたは若いうちからがんばりなさい」などと周囲に自分の課題を押しつけてみても、なんの足しにもならないのである。

あと十年して六十代を迎えられたとしたら、私はここに何と書き記すだろう。少々恐くもあるが、励みとしたい。

※2月の操体法講座(グループ実習)は、第二土曜(2月8日)と第四水曜(2月26日)が決定しています。第三・第四土曜日(2月15日・22日)は未定。お問い合わせください。
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※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

真冬にインド服とサンダル履きの姿。「寒かろう」と言われ、温かくて丈夫な軍服に外套や靴を進駐軍に支給されたとき、「親切で言ってくれるのはわかるが、私がこんな姿をしているのは親切なおめぐみをしてもらうためではない。私たちは戦争に負けた。しかし私は精神的には負けていない」と言った。そんな日本人の言葉にぐっと心をつかまれ、そのまま読み続けている。

肉体的にも自信がなければ言えない言葉だ。言ったら即、死を意味する場合もある。自分などは、表面でくやし涙を流しても、心の中では「やれ助かった。あたたかいな、よかったな」などと思うに違いない。
いったいこの人は、どういう人で、どんな体験をしてきたのか。知りたく思い、二千ページ近くあろうかという手記に少しずつ目を通す。「インドで監獄に入ったとき、その生活を天国のように感じた私には、日本の冬もまた楽園のようにおだやかにしか感じなかった」

肉体的な鍛錬を若いころにやっているのと、やっていないとでは、心の持ちようもまったく違う。人間のほんとうの実力というのは熱さ寒さ、飢えや渇きなど肉体でどれだけ苦痛を乗り越えたかで、決まるところもある。この恐いもの知らずのような人が、見知らぬ土地で熱さに焼かれ、寒さに凍り、水に溺れ、砂漠をさまよい、強烈な恐れや不安を感じた体験を、包み隠さず書き残すということにまた、私は強い勇気のことを、思う。

熱さは体に毒だから涼しくしましょう、寒さも体に毒ですよ。お食事も三度三度とって、お水もきちんと飲みましょうというような「便利な生活」の中で、失っていくもののことを痛感させられる。「精神的に負けてはいない」というのは、肉体的にも負けていないところがなければ言えない。その肉体的な強さというのはもちろん、国の体力テストや病院の人間ドックなんかじゃ測れない身体の強さのことである。

※2月の操体法講座(グループ実習)は、第二土曜(2月8日)と第四水曜(2月26日)が決定しています。第三・第四土曜日(2月15日・22日)は未定。お問い合わせください。
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※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

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※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

「保健所に連れていく。オレが連れていってやる」とのメール。いろんなことが重なり、猫たちの面倒をみきれなくなった。室内飼いは動物園と同じ。エサやりと掃除が毎日欠かせない。手伝っていた弟も次第に足が遠のき、ついに部屋は荒れ、猫たちの行動がおかしくなる。末期的である。

もともと死にそうな子猫を誰や彼や持ちこんだのを引き受けたら、みんな大人になった。部屋を提供し、食事を提供し、糞尿の世話もしてきた。保護ってどこまで続けなければならないか、考えてしまう。何年かぶりの旅行の計画が持ちあがったとき一匹が倒れた。前日まであんなに元気だったのが体温も低く、全くものを食べない。自分の部屋に引き取って、寝起きをともにしながら様子を見た。「しょうがない。猫の世話があるから旅行キャンセルする」とメールしたところ、「もう世話はじゅうぶんだ。保健所に連れていこう」

ふだんやさしい弟が、そこまで言ってくれるのが、ありがたかった。保健所に連れていくというのは、私の心から苦しみを取り除き、ラクにする、愉快にするために他ならない。旅行もまた、「心の楽しみ」。どちらも目指すものは同じである。しかし旅行のために猫を殺すとなれば、もはや心は楽しまない。私たちは一生、負い目を感じ、苦しむ。これは本末転倒だ。そうメールで伝えたら、返事は返ってこなかった。

要は、楽しいことなら旅行でも猫フン掃除でも同じこと。翌朝、私は「今から雲古そうじ楽しくやらせていただきます(^^)/」とメールした。朝一番にエサやりと糞尿の処理。晩もまた、帰宅一番にエサやりと糞尿の処理。それで猫たちもようやく落ち着きを取り戻し、自分もリズムをつかめた。
一カ月ぶりに弟からメールが届く。「今日、寄ってみたけど、ずいぶんきれいになってた(^o^)」
そのぶん早起きして、晩も無駄に過ごす時間が減った。あんなに苦痛に思われたことが今となってはわからない。

※2月の操体法講座(グループ実習)は、第二土曜(2月8日)と第四水曜(2月26日)が決定しています。第三・第四土曜日(2月15日・22日)は未定。お問い合わせください。
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※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
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天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

山に行き、人の顔を眺めてくる。町に下りてくると、人の顔がどうちがうか。そして自分の気持ちは、どうか。

べつに登らなくていい。月に一度くらいは、自分と同じ地域に住まう老若男女の集う、山の賑わいに身を置かせてもらう。「おたがい、がんばりましょう」と声をかけてくるおっちゃんもいる。「行こうよ」と手を引っ張ってくれる小学生の子供もいる。

病院や施術室をうろついてばかりではよくない。今も日本の、世界の、どこかの山で、川で、海で、自然の好きな人たちが風を受け、日を浴びて、何気ない今日という一日を過ごしているはずである。
ふつうの人の、生き生きしたその顔が、自分にとってのスタンダードになればいい。

※2月の操体法講座(グループ実習)は、第二土曜(2月8日)と第四水曜(2月26日)が決定しています。
第三・第四土曜日(2月15日・22日)は未定。お問い合わせください。

※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

猫と暮らせば「猫だからしょうがない」という事件が頻発する。「信じていたのにヒドイ」と思うはしから「いやいや、それが猫だ。こういうことするのが、猫だよねえ」と思う。

人間に見切りをつけているのが宗教である。人間が多少、学問や修行に励んでも、神ではない。人間の弱さと欠陥をかかえている。どんな条件にめぐまれた人も、生きる苦しみと無縁でない裏事情があることを宗教は指摘する。人間の幸せは、もろい。人間の考える安心など、まるでなってない。だから最終的には人間を目指すのではない。人間と違う次元のものを提示している。

テレビ人間だった自分にはどうにも困る話だ。テレビのドキュメンタリー番組の大半は「人間礼讃」。写真で顔に修正をほどこすのと同じように、編集のプロが腕前を発揮して、「どうです、この人、素晴らしいでしょう」とやる。ほとんど神格化した人間の理想像。ウンコもしないし感情に支配された醜い姿になることもなさそうである。そんな人間がそこらへんにごろごろしている気分になる。「わたしたち人間て素晴らしい」となるよう仕上げてあって、大正解を見つけた気分である。

いらぬグチをたたいたら、「だから人間なんだよ」と笑われる。業(ごう)だの因縁だのと、ろくでもないものを持つから人間に生れてこの世に来ちゃった。「だからお互いさま。人間とはそういうものなんだ」というような話を聞いて、反論したいが反論できない。「こういうことするの、まさしく人間だよなあ」。人が、人である限り、人の弱点と欠点を免れることはない。人間の持つ裏の事情というのを念頭におくことで、思い違いもストレスも減ってゆく。それは確かなことだ。

1月の操体法講座(グループ実習)は第二土曜(1月11日)・第三土曜(1月18日)・第四水曜(1月22日)・第四土曜(1月25日)が決定しています。第四木曜(1月23日)は未定です。お問合せください。※実習後、希望者は温泉にご案内の予定。

※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

「自分の道を選べ」とあんまりうるさくされたせいか、道を選ぶ必要などないという開き直りがある。「こんな環境、こんな条件では自己が存分に発揮できない」と嘆き悲しみ続けた母親を見て、病的なほど悩みのタネになる「自己」とやらが少々おぞましい気がした。

どこを振り向いても人はいとも軽々と自己の実現を果たしている。会話一つ取っても立派な自己実現だ。日常の生活をていねいに過ごせば、条件が整うまで待たずとも自己実現の生活、ぞんぶんにやったらよい。「ああしなければよかった、こうしたのがいけなかった」と深刻に言い続け、言い続けた以上に「自己実現できてないできてない」と思いつめた母の日常の過ごし方もまた、不幸なかたちで自己を発揮し、表現している。

人は何をやっても基本的には自由。互いの自由をゆるすのは少しばかり難しいが、すべては自己表現だから、そこに文句を言っても仕方ない。幸せな自己を実現したいなら、環境や生活条件を変えるより先に、まず自分自身。悩んで苦しんでも条件がととのうことはなく、かえって自分自身をそこなう。

朝起きて顔を洗い、便所に行って、食べて、夜になったら寝る。そのふつうの生活の、どこがわるいか。生活そのものが立派な自己実現じゃないのという、まったく親不孝のバカ娘になってしまった。

1月の操体法講座(グループ実習)は第二土曜(1月11日)・第三土曜(1月18日)・第四水曜(1月22日)・第四土曜(1月25日)が決定しています。第四木曜(1月23日)は未定です。お問合せください。※実習後、希望者は温泉にご案内の予定。

※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

首肩が痛い。肘やヒザがわるい。それなのに腰はやわらかい。そんな例は一例たりとてない。患者さんはともかくとして、施術をする側にまわったら、何はともあれ腰である。
腰が軽快すると、他の症状もまた軽快する。胃腸などの調子もまた同様である。このことがウソかまことかは、各自自分で確認するほかない。

「腰だ、コシ」
何を相談しても腰、腰、腰としか言われないので、「ほんとにだいじょうぶかなあ」と不審に思っていた時期がある。自分の疑いや迷いは、自分で晴らすしかない。他人に安心させてもらおうというのは、他人に食事してもらって自分の腹を満腹にしてもらおうというのに等しい。

最初は受け売り。受け売りから抜け出すのは自分の努力。手間も暇もえらくかかってしまったが、私は私なりに自分の疑いを晴らし、「まずは、腰。次は、腰。とにもかくにも腰だ」という結論を得た。疑り深ければ疑り深いほど手間も時間もかかる作業だが、やったらやっただけの報いはある。それは確かなことだ。

1月の操体法講座(グループ実習)は第二土曜(1月11日)・第三土曜(1月18日)・第四水曜(1月22日)・第四土曜(1月25日)が決定しています。第四木曜(1月23日)は未定です。お問合せください。※実習後、希望者は温泉にご案内の予定。

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①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

 ②と③は日程・時間帯を希望にあわせます。
 
※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

首肩が痛い。肘やヒザがわるい。それなのに腰はやわらかい。そんな例は一例たりとてないのである。患者さんはともかくとして、施術をする側にまわったら、何はともあれ腰である。
腰が軽快すると、他の症状もまた軽快する。胃腸などの調子もまた同様である。このことがウソかまことかは、各自自分で確認するほかない。

「腰だ、コシ」
何を相談しても腰、腰、腰としか言われないので、「ほんとにだいじょうぶかなあ」と不審に思っていた時期がある。自分の疑いや迷いは、自分で晴らすしかない。他人に安心させてもらおうというのは、他人に食事してもらって自分の腹を満腹にしてもらおうというのに等しい。

手間も暇もえらくかかってしまったが、私は私なりに自分の疑いを晴らし、「まずは、腰。次は、腰。とにもかくにも腰だ」という結論を得た。

最初は受け売り。受け売りから抜け出すのは自分の努力。人は疑り深いから、手間も時間もかかる作業だが、やったらやっただけの報いはある。それは確かなことだ。

1月の操体法講座(グループ実習)は第二土曜(1月11日)・第三土曜(1月18日)・第四水曜(1月22日)・第四土曜(1月25日)が決定しています。第四木曜(1月23日)は未定です。お問合せください。※実習後、希望者は温泉にご案内の予定。

※操体法の実習を見学・参加する⇒①②③から選べます。
①グループ実習(参加費2000円)②ゆったりプライベート実習(2500円。三名~2000円)
③一人でじっくり個別実習(3000円)

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※見学・体験受付中。

天神から大牟田線普通電車「高宮」下車徒歩3分。野間四角交差点信号先3つ目のビル。
博多駅から西鉄バス博多郵便局横A乗場(50番)B乗場(65番)CD乗場(64・66・67番)で「野間四角」バス停下車。徒歩1分。

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