福岡操体法スタジオ (yahoo!ブログから移転)

九州は福岡に操体法スタジオを開設しました。さまざまなアレルギー発作や肝臓病を生活改善で、回復不能といわれたムチウチを操体法で対応した自身の体験も紹介。施術や講習会のお問合せは080-1720-1097 メールfukuokasoutaihou★yahoo.co.jp(★→@)へお寄せください。

2017年06月

頭の回転がはやく、動きもすばしっこいひとなので、
治りやすいだろうと思っていましたが、
ほんとうに一発で治ってしまった。
あとで聞くと十数年のあいだ一度も止まらなかったセキだというので、
さすがに驚きました。
それ以前に車対車の衝突事故をやったというので、
その影響で全身しゃちこばっているのでしょう。
あんまりほくほくして「治った治った」と言いふらすので、
「ゆるめばセキは止まる。しかし固くなればセキは出ますよ」
何度も忠告していましたが、そのうちぶり返して、
「やっぱり治ってなかった」とガッカリするので、
「固くなればセキが出ると言ったでしょう」と返したら、
「固くなったらぶり返すんですか」と聞き返すので、
「セキは背中をゆるめるお薬です!
背中をゆるめたいからセキが出るんです!
背中がゆるめばセキは必要ないから出ません!」
言うと、「じゃ、またゆるめてもらうかな」
咳き込んでいる最中にも腰がゆるみだすと、
「あ、セキが出なくなった」と驚きます。
このひとはおもしろいようにセキが止まります。


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いずれかにて、お問合せ・ご予約を受け付けています(初回三千円、以降二千五百円のみ)。

講習会につきましては日時などお問い合わせください。
資格をお持ちの方、すでに開業している方、
また将来的に活動をご希望の方、遠方の方にも、
それぞれ対応いたしております。
上記の連絡先へご遠慮なくお問い合わせください。

九州は福岡市、最寄駅西鉄高宮駅です。

セキでずいぶん困っているひとと知り合って、
とても苦しそうで、
「セキなら背中がかたいから」と、
私は言い続けました。
のどがからんでエイエイいうのが遠くからでも聞こえ、
それから咳き込んで、「はあ~」となる繰り返しで、
病院の薬はこわいものだから、
漢方の店に足を運んでいるが、
こんなこと言われた、あんなことも言われたと、
ごちゃごちゃした話が出るたびに、
「セキは背中!」と言い続けました。
あるとき、つい、「背中をゆるめたら一発で治る!」
言い切りましたら、
「う~ん、そこまでいいますか。ほんとに治りますか」
聞こえぬふりしておられたのが、
急に開き直ったように言われるので、
「ウソは言いません。ただし背中がゆるめば」と返事して、
それからすっかり忘れていましたが連絡が入りました。

顔つきも話し方も固い、何もかも見るからに固い、
どうしてそんなにしゃちこばってなきゃいけないのか、
見ていられませんでした。
率直で明るい心の持ち主なので、
治りやすいと思ったわけです(^o^)



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飽食社会の常識は非常識。
少し食べる量を減らすことで症状は減ります。
ただそれだけで足の痛みが減って、
足の調子がよくなるのなら、
ずいぶんけっこうなことだと言って試された方もいますが、
喜ばれました。
ウソじゃないし役に立つということを実感したわけです。
たとえ実行ができなくても、
足腰の問題と内臓の問題は、
思った以上にダイレクトにつながっているということは、
理解しておかれると役に立ちます。
食べ過ぎを続ければ、
内臓の負担を慢性化させることになり、
生活の質を低下させます。
心身のはたらきを確実に鈍らせ、
介護という不自由に追い込まれるリスクを高めるでしょう。
きびしい現実です((^o^))が、
私もその中にいますし、例外はありません。
参考にでもなれば幸いです。


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股関節やヒザのわるい方は増えていると思います。
股関節がわるいから股関節を手術するとか、
ヒザがわるいからヒザを手術するとか、
そんな血まみれの話が大半で、
股関節やヒザを守るために、
胃腸のことを考えて、
自分の生活を見直すというひとは、ほぼ、いないでしょう。

関節やヒザがわるくなる原因も一つではないでしょうが、
肉体労働のはげしい時代では酷使、
使い過ぎが主な原因と思われますし、
飽食時代の関節やヒザのトラブルは、
食べ過ぎが主な原因としても不思議でも何でもなく、
じっさいそれで症状が軽快します(^o^)ので、
論より証拠というところです(^o^)

「内臓体壁反射」ということ、
「経絡」ということを視野に入れれば。
不思議でもなんでもない話ですが、
政府認可の医療制度には、そのような考えは反映されません。
自分で調べて自分で判断して自分で実行してみて、
それがほんとうに「効果あり」なのか、
やってみるほか、ないでしょう。



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本のページに毒を塗っておくと、
触れた指先から全身に毒がまわって死んじゃう。
そんな殺し方を本で読んだことがあります。
昆虫の、見えないような毒針一本でも、
全身に回ってえらいことになる。
体は一つ。ぜんぶつながっているっていうこと。
ちっちゃなちっちゃな毛細血管でも、
きちんとたどっていくと、心臓までたどり着く

だから小さな血管にだって毒を送りこんでやると、
全身にまわって死んじゃいます。

神経はどうでしょう。
神経もまた、細かくコマカ~く網目のように、
全身にはりめぐらされていて、
どんな細い神経も生きていて、
刺激を与えると「痛い!」と感じるでしょう。
一本の神経をずんずんたどっていくと、
脊髄につながっています。
脊髄を流れる神経線維は当然ながら脳へとつながっている。
場所は離れていても、ぜんぶつながりあっているので、
どこか一か所に異変があれば、
全身に毒がまわるみたいに異変が起きるのも、
時間の問題というわけです。
足腰の問題だけではない。
内臓にもその影響は及びます。
胃腸の負担が足腰にも負担となるというのは、
そういう意味なんだろうと、私は思うんです。


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「胃袋とヒザは互いに関係があります!」
と言われたって、
胃とヒザは場所が離れているし(^o^)
脳疾患と腸のコンディションの関係も、
ずいぶん前から指摘されていますが、理解に苦しむところ。
場所が離れているだけでなく、
働きがちがいますよね(^o^)
食べ物を消化する臓器と、手足の運動機能が、
関係あるとは思えないでしょう。
消化吸収を担う臓器と、思考する脳が、
ダイレクトに関係するとは思えないのです。
しかしじっさい生活で胃腸をととのえていくと、
ヒザは抜群に調子がよくなります。
あらゆる疾患や症状が、
胃腸をととのえることだけで、
驚くほどの改善・回復をみます。
なぜでしょうね(^o^)理由はともかく事実ですから(^o^)
理論がほしいなら事実の意味を考えればいい。
りっぱなリクツより、
さっさと苦しみから解放されたいという方は、
今すぐにでも生活改善に取り組まれればよいわけで、
あとのことは学者にでもまかせていればよいのです。


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足首がかたいと、ヒザもかたく、股関節も固い。
手と足は、つねに協力関係を保って動くから、
足がよくないということは、
肩やひじ、手首のほうも、よいとはいえない。
また腕の調子がよくないときは、足もよいとはいえない。

腕にも脚にも重要な経絡が走っている。
手足の骨格筋と内臓のはたらきとの間には、
つながりあうエネルギールートが通っている、ということ。
胃の調子がわるいというときに、
東洋では胃をいじることはせず、
胃とつながりを持つルートを脚に求め、
ヒザにあるツボ、足の三里に処置をほどこすことで、
胃のはたらきの改善を、うながす。
逆にいうなら、
ヒザの調子がわるいときは、
胃に負担がかかっている。そのように見ることもできる。
そしてまた、ヒザのわるいひとに訊ねてみると、
驚くべきことに、
胃袋にえらいストレスをかける生活を送っているケースが、
少なくないのです。


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満杯のペットボトルに、もう水は入らない。
古く濁った水を、新しくきれいな水にしたいなら、
まず、古い水を捨てることが必要になる。
ボトルの水を半分捨てたなら、
新しい水を半分だけ、補充できる。
ぜんぶ新しくはならないまでも、
少しはきれいな水になる。
捨てては補充して、
補充しては古い水を捨てて、
繰り返すうちに、だんだんと、
ボトルの中味はきれいになってゆくだろう。

知識というのはボトルの水と同じで、
いったんしまいこむと、お荷物になる。
役に立たない知識、まちがった知識でも、
いったんしまいこまれると、
場所をふさいで新しいものの流入を、拒む。

まちがったやり方をいったん身につけると、
修正がきかず、
十年二十年と時間が経つうちに、
まちがいが、まちがいを生んで、
にっちもさっちも動かしようもない様子を目撃する。
いっそぜんぶ捨ててカラッポにしたほうが早い、と思うけれど、
「自分は十年のキャリアがある、二十年のキャリアがある。
これで六十年七十年と生きてきたんだ」
そのような意識がじゃまをして、
今さらカラッポにして一から出直すなどということは、
考えられない。

いつも、一から。
心をカラッポにして繰り返しお手本を眺める。
キャリアも何も関係ない。
お手本が正しく自分の目に映るよう、ひたすら念じながら、
じっと手本を眺めていると、いつも新鮮。
新しい気持ちで過ごせます(^o^)


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心肺停止状態で機械につながれて、
その後、意識は戻ったけれど、
目は開いていて何も見ず、何も思わず。
そこから数週間が過ぎて、
だんだんほんとに気がついたときには、
真っ暗で何も見えず、指一本だって動かせない。
まるで死体の中に自分が封じ込められているような、、、。
そんな体験談をうかがって以来、
体と神経のはたらきということが頭から離れません。
極端なケースと思われるかもしれませんが、
病院は寝かせたまんまでしょう。
一日に何度か体の向きを変えるくらいで済ませていますけど、
もし私が身内だったなら、
心肺停止で意識のないときから、
足の指回しと足首回しを開始します。
医者はもちろん反対する。反対しないまでもバカにする。
しかし結果は大いに違ってくる。
医療関係者は驚く。驚くけれど、驚きはそのまま消え去る。
そんなケースをどれだけ見聞きしてきたことでしょう。
操体法は筋肉に働きかけをする。
それは神経のはたらきのため。
老化で体が不自由になっていくというのも、
体というよりむしろ神経のはたらきのほうだと思う。
体は毎日再生されて、じゅうぶん新鮮な状態を保ってる。
生きた体というのはそういうものでしょう。
そうでなければ死ぬだけですが、これで人間なかなか死なない。
いろんなひとをみますが、
どこまで固くなれるんだろうと思うくらい固いひとも生きています。
どこまでねじれるだろうと思うくらい歪みのひどいひとも、
それで生きてる。
生きてますから、操体法でゆるむし歪みもとれます。
「へえ、こんなでもゆるむ。歪みもとれる。さすが生きた体だな」
生命のはたらきはありがたいものだなと感動します。


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九州は福岡市、最寄駅西鉄高宮駅です。

横たわった体が呼吸にあわせて上下に波打っています。
そして次の瞬間、動きをやめ、静かになりました。
目の前に横たわる猫の遺体を目の前に、不思議な思いでした。
いま生きるのをやめたばかりの体は、
息をしていたときとほとんど元のままでしょう。
生きた体も死んだ体も、同じ装置にしか見えません。
どこが決定的にちがうのか。
答えられません。
知人が亡くなったときも同じ思いをしました。
生命維持装置につながれたその体は二十代で、
私よりも断然若くて、どこにも損傷はなかった。
病気もない、それなのに死に瀕している。
いますぐにでも目を開けて、
こっちを向いて笑いかけてくれても、
不思議でも何でもなさそうで、
体はまだまだ使える。これで死ぬのだとは信じられない。
体はただの物、物質だということを、まざまざと実感します。
いくら立派な体でも、命のはたらきのほうが、よほどだいじです。
家電製品でも同じですよね。
テレビも電気が通らないと、ただの箱。
体も神経がはたらかなければ死体と変わらない。
体のことで困ったら、
何はともあれ神経のはたらきを回復させなきゃ。
神経のはたらきを回復するには、
どうしたらいいでしょう。
操体法を知っている方なら、わかりますね。
筋肉です。
体のことで困ったら、
何はともあれ筋肉をゆるめなきゃ。
筋肉をゆるめておけば、
体のことで困ることはなくなっていくでしょう(^o^)


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