一時期、操体法と、家族との板ばさみになってた。
いろんなことで摩擦が生じ、
どっちをとるか非常に迷うことが増えてきた。

たとえば病院で手術してもらうか、見守るか。
足の親指が化膿して真っ赤に腫れたとき、
自然医学の立場では、
できるだけ最後まで手出しせず見守る。
けれど家族は大騒ぎする。
「病院で切開して、膿を出してもらって、
抗生物質を飲んで、ってやらなきゃ死んでしまうよ」
ん~家族がこのままじゃ死ぬって騒ぐんですけど・・・って、
相談します。
「そのくらいで死ぬっていうのは、
よほど体力がなくて弱ってるひとだけだよ(笑)」
「でも義理立てしてまでがんばる必要ないよ(笑)」
「個人の自由だよ(笑)」


「さっさと病院行きなさいッ」と親に言われたら、
「ハイ」と二つ返事で病院に行ってた私。
でも、「病院には、いつでも行ける」と初めて思った。
あのとき初めて自分で決めた。
家族からどれだけバカにされても、
先が見たくて病院に行きませんでした。(つづく)


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