自分の知る限り操体法だけです。
痛みを確認し、痛みの変化を確認し、
痛みの感覚を道しるべに進めていくのです。

いたるところにセンサーが備わる私たちの体。
どこをどう押しても、いろんな感覚が伝わってくる。
押されても何も感じないという場合もありますが、
それは麻痺という感覚です。
慢性的な血流低下でしびれの入った状態です。

日本人なら「ツボを押す」ということを知ってる。
ツボの場所は、ほかの場所とちがう点が多々あるので、
関心を持って取り組めば、「ここはツボだ」とはっきりわかる。
ツボの押し方により効き目が異なるということも、
日本人なら何となくの理解があるのです。
操体法でいうと圧痛点ですね。
圧痛点の理解はバランスを整えるうえで重要だし、
圧痛点の理解があると迷いも少なくなります。
押すと、いろんな感覚が発生する。
「ここをどう押すと、どんな感じがするかな」と好奇心がわいたり、
楽器の音色を楽しむみたいに楽しくなったら、
バランスの理解も飛躍的に進むことでしょう。

押し方ですが、私は筋肉の流れを意識します。
筋肉の流れに対し、どのくらいの角度で入るか。
押す方向により、力の届くところも変わるので、
感覚もずいぶん異なるし、ポイントも異なります。
そのあたりは微妙で細かい操作も必要となるでしょう。

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