福岡操体法スタジオ (yahoo!ブログから移転)

九州は福岡に操体法スタジオを開設しました。さまざまなアレルギー発作や肝臓病を生活改善で、回復不能といわれたムチウチを操体法で対応した自身の体験も紹介。施術や講習会のお問合せは080-1720-1097 メールfukuokasoutaihou★yahoo.co.jp(★→@)へお寄せください。

カテゴリ: 操体法の実際(応用①)

一人だとできない遊びであるが、自分の足の指に人からチョンと触れてもらい、どの指だったかを言い当てる。こちらは上向きに寝て自分の足は見えず、もう一人に指で軽く突ついてもらうのである。三秒以内に答えて次にいく。「右の、中指…いや2の指かな?」どんどんやっていく。これがなかなか当たらない。当たる確率をその場ですぐに上げるには、カンタンな操作がある。…続きhttp://soutai007.blog32.fc2.com/blog-entry-192.html

今日もまた、カンタンな操体法をご紹介しますので、お気軽にお試しください。
まず床の上に寝ます。顔を天井に向けて大の字になります。

床に置いたまま、かかとをじわじわっと突き出していきます。まず右足のかかとをじわじわっと突き出して、右足が伸び、腰も伸び、背中も伸びていくのを感じます。それからふっと力を抜いて、休みます。
次は、左足です。かかとを突き出していって、腰や背中のほうが伸びることを感じてみます。
さて、右足を突き出すのと、左足を突き出すのと、どちらが気持ちいいですか? または伸びていきやすいでしょうか? ゆっくりと確かめてみてください。
腰がつらいとか、突っ張った感じが出ないほうを選んでください。

右か左かが決まったら、そちらのほうを2回から3回、同じことをやってみます。右も左も両方するのではなく、やりやすいほう、イヤな感じが出ないほうだけを、繰り返して行います。かかとを突き出していって、一番気持ちのよいところで、一番気持ちのよい力加減で、伸びます。からだのどこにも無理が感じられないていどの力加減にします。しばらく気持ちよい伸びを味わってから、全身で力をすとんと抜き、だらーんとしてしばらく休みます。筋肉に力が伝わっていくのにはしばらく時間がかかり、また力が抜けるのにもしばらく時間がかかるからです。

行なったら、もう一度、確かめるために、右かかとを突き出すのと、左かかとを突き出すのとを、やってみます。つらいところが解消された、左右の感覚がそろってきたという場合は、成功です。

次は、顔を床に向けて寝ます。うつ伏せです。
足を片方ずつ、天井に向かって上げます。
ゆっくりと右足を上げていき、ゆっくりと床に戻します。
次は左足を天井に向かって上げていき、ゆっくりと床に戻します。
軽い感じがするのは右と左のどちらですか?
腰が痛かったり突っ張った感じが出ないほうを選んでください。
左右どちらかを選んだら、そちらの足をゆっくり上げていきます。一番無理がなく気持ちのよい高さのところで3秒ほどじいっとして、それから足を床に向かってばたんと落とします。これを2~3回、行ないます。気持ちがよければ、上げた足ごと、少しずつ腰をねじって角度をつけると、肩甲骨のあたりがゆるみます。いくつかの角度を試してみてください。

行なったら、もう一度、確かめるために、右足と左足とを交互に上げてみて、重さがそろった感じがしたら、成功です。

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