福岡操体法スタジオ (yahoo!ブログから移転)

九州は福岡に操体法スタジオを開設しました。さまざまなアレルギー発作や肝臓病を生活改善で、回復不能といわれたムチウチを操体法で対応した自身の体験も紹介。施術や講習会のお問合せは080-1720-1097 メールfukuokasoutaihou★yahoo.co.jp(★→@)へお寄せください。

タグ:ゆるめる

40歳あたりから体ぜんたいが固くなってきたのがわかる。
操体法で毎日確認してたから、わかる。
車の追突で、どのくらい影響あったか、
それも続けていたから、わかった。
もう14年経過したけど、追突にあったことにより、
自分の体の方向性は変わったのかどうか、
それはハッキリとは知ることができなくて、
ただ植物が、盆栽などわかりやすいですが、
どの芽をちょん切ったら、どの枝がどう伸びていくか、
ちょん切らなかったら、全体としてどうなるか、
影響があることを知って、ハサミを入れるのでしょうから、
おそらく人間の体も、そのようなことがないとは誰にも言えない。
今はムチウチと老化現象が混ざり合っているのだなと、
その混ざり合ったものは、
もともと生まれ持った自分の骨格や筋肉の性質の、表われなんだなと、
そのようなことを思いながら、操体法の旅を続けています。



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腹ばい・うつ伏せになり、腹の下に、てのひらをもぐりこませる。
全身の力を抜き、骨盤のふちから少しずつ指でさぐってく。
内臓にも触れていく。
すごいな私の体って。
ほんとにあるんだよな。小腸とか大腸とか。
指先で触れていくと、リアルな映像が頭に浮かんでくる。
ほんとにあるんだ。腸の管が、腹の中で管を巻いてる。

最初のうちは気味がわるかった。
自分の腹がこんなことになっていようとは。
でもこれ現実ですね。
どうでしょう。もしひとの腹の中が透けて見えたら。
どう表面を飾り立てたって舞台裏はみんなこんなもん。
小学校の恩師が言ってたんです。
「顔のことなんか気にすんな。
どうせ皮一枚はがせばみんな等しくガイコツだ」って。

腹の中を探ることは体をほぐすのにとてもだいじです。
気持ちわるいなんて言ってる場合じゃない。
腹の中を探っていくと、かた~く固まってるところとか、
痛みがはしるところとか、
具合わるそうなところが見つかるでしょう。
「こんなところが固まってるなんて」
「こんなところが、こんなに痛いなんて」って、
不安に思うかもしれません。
ここで騒いで病院に駆け込みたくなって、
検査に手術ってなったら申し訳ないけど、
ずっとそんな調子で生きてきたんです。
調べないから気づかなかっただけ。
調べるたびにわるいところ見つかって切ってたら、
切れるところまで切った末に苦しい生活が残るだけ。

固いところ、痛いところが見つかったら、
じ~っと、じわじわ~っと、押さえててください。
数秒も経つうちに、やわらいできます。
「あ、やわらいできた」と感じたら、押さえるのをやめる。
1か所あたりでこれを三回ほど繰り返す。
そうすれば、ちゃんとおさまる。
気が向いたとき実行すると、
肩こり、首のコリ、腰痛なども軽快する。
体が軽く感じられ、足もよく動くようになる。
それは実行したひとへのご褒美です。
内臓だって疲れりゃこるんです。


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体が固まって、つらいと感じるのは本能的なものでしょう。
ゆるめたくなるのですね。
操体法では体が固まることこそが、すべての不幸のもとと指摘されてる。
精神疾患だろうと内臓系統の疾患だろうと、
まず体をゆるめてごらんなさいというのです。
自分はムチウチをやったとき、大病院の整形外科の主任の医師から、
「筋肉ゆるめるしかないですよ」と告げられた。
「筋肉ゆるめるなら自分で探すしかないですよ」とも告げられたんですが、
そのとき思ったんです。
現代医学では、筋肉と疾病との関連が見逃されている。
そのように操体法の橋本敬三医師によって指摘されていたことを。

体をゆるめる。
それはいいとして、次に問題なのはどうやってゆるめるか。
ゆるめ方によっては効果ないばかりか、
ってことにもなりかねないからですね。
私はいろんな体操やストレッチやヨガ、その他いろいろとやってた。
子供のころから体が固かったからですね。
妙にしゃちこばって力んでしまうんです。
しかし体を動かした翌日には、もっと体がつらくなったりしてた。
それでまたゆるめたくなって実行するから悪循環。
悪循環を完全に逃れることができたのが操体法だった。

家族や知人には、施術を受けてる最中にギックリ腰で動けなくなったり、
施術の翌日から首が動かせなくなったり、まあ事故に近いものでしょうけど、
施術の前より、施術の後のほうが、明らかにひどい状態で、
その後も引きずってるような後遺症が残ったりしてるケースもある。
しかも「施術との関連性は医学的には認められない」。
なぜかというと、現代医学では筋肉と症状との関連が見逃されているから。

自力だろうと他力だろうと、痛い目にあいたくなかったら、
どんなゆるめ方がベストか、自分なりに調査・研究・考察する。
自分の身は自分で守ろうという基本姿勢がだいじだと、
痛い目にあいながら身にしみました。

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股関節やヒザ関節のことでご相談に来られる方に、
「腕はだいじょうぶですか」とたずねると、
「腕はなんともありません」とふつうに答える。
「じゃあ腕をあげてみましょう」と可動域のテストをすると、
きれいに、ちゃんと、動いてるとは言いがたい。
「こう、耳につくくらい」と、腕をあげて伸ばしてもらったら、
「痛くてできません!」
脚だけわるいとか、ないんですよね。

本人は気が進まない様子でしたが、
腕を動かしていただきました。
右手のほうがあげやすいというので、
右手をゆっくりとバンザイし、瞬間脱力でおろす。
それを三回だけ、やっていただきました。
そこからいきなり股関節の動きをためしたら、
「あっ!痛くない! え~っ、どうしてですか」
操体法やるんだったら、こうして驚いてもらわないと(^o^)

逆もまた真です。
肩関節の異常とか、肘や手首に問題を抱えている方に、
「股関節は、足首は、だいじょうぶかな」とたずねると、
「脚はいいんです」とか、
「脚もそんなにいいとはいえないけど」とか、
いろいろです。
手だけわるいとか、そんなこと、ないんですよね(^o^)
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目をつぶって、いろんなものを触ってみます。
木でできたもの、金属でできたもの、
布や、水や、それぞれ素材でいろんな手触りがあります。
ひとには五つの感覚が備わっているといいますが、
視覚・味覚・嗅覚・聴覚・触覚のうちで、
とりあえず操体法で重要になるのは、触覚ですね。

「コリが万病のもと」というのが操体法のベースです。
コリとは筋肉の固いところで、
固さがわからなければ
話にならない。
ここが初心者には大きなハードルともなり得る。
初期の指導において、
自分たちのもっともわからなかったのが、コリだった。
「このひとにはコリがありません・見つかりません」と、
参加者は音をあげていた。
すると触れる前からわかっているかのように、
「これだよ」と一発で見つけられてしまう。
「えっ、どこですか、どれがコリですか」って、
すぐにその場で確認するのですが、
モデル役のひとが、「もう少し奥だったよ」とか、
「あ、近い、そのあたり」だとか教えてくれて、
「あ~これですか、これがコリなんですね」と、
やっとわかる。
わかったはいいが、指を離してしまうと、
二度と見つけることができない。
そんなことをどれだけ繰り返したか。何年もね。

筋肉に慣れてるひとなら、わかると思います。
自分は月に一度や二度やってもダメだと気がついて、
自分の体を日々さわりまくって上達した。
今や、ネコだろうと何だろうと、
手に触れる体ならいつだってコリを探しちゃいますね(^o^)
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決まった動きはなく、自由でよい。
前後、上下、左右など、真逆の動きを比べ、
よい連動、よい協調ができる動きのほうだけ、
なめらかに、ゆっくり行う。
行うまえと、行ったあとで、動診をして、
効果があったか、必ず確認をする。
やり方の説明は、これでほぼ終了する。

しかしそうはいっても、
ゼロから出発して経験を積み重ねるには限界もある。
先人の経験は宝。得がたく尊い宝でしょう。
いちばん最初に手ほどきを受けたとき、
「三つの動きだけ覚えればよい」との教えを受けた。
「たった三つだけど、どんな症状にも対応できる。
逆にいうと、どんな症状も三つで対応できるくらい、
完全にマスターしろ」。

数撃てばいくつかはヒットするでしょうが、
たったの三発。
むしろごまかしがきかず、厳しい。
30年近く経た今ごろになって、
その三つの動きの重要性が、意味を持って伝わってくる。
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不要不急の外出を控えましょうと言われたときに、
「あれっ?」て思ったひと、周囲にかなりいた。
自分もその中の一人。
何を基準に、これは不要でこれは必要だと、
仕分けしたらよいか、わかりませんでした。
食べ物や飲み物、生活用品の買い出しは、
やってよいとわかるので、
ホームセンターはどこも三密状態でした。
趣味は不要・不急でしょ、ってことで、
ほとんどの文化サークルの活動が停止してました。

坂本龍一さんが、「芸術はもともと何の役にも立たない」
と、よくおっしゃってます。
芸術というのは不要不急のもの、
なくてもべつに死ぬものではない。
にもかかわらず、
芸術は、人間と動物を区別する重要な領域の一つ。
人間が動物とちがうのは、
「何の役にも立たない遊びをする」というところにある。
遊びは、知性を持つ人間にとって、
欠くことのできない活動といえるでしょう。

自粛のしわ寄せで、精神の不調を訴えるひとも、
少なからずおられます。
「不要不急だ」と切り捨ててしまったら、
生きる張り合いや生きがいまでが失われ、
自宅で練習していたピアノやオカリナまで、
すっかりヤル気を失ったという話も耳にする。

ひとはパンのみにて生きるにあらず。
何が大切か見つめなおす、よい機会かもしれません。

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職場の健康診断で、たいへんな結果が出た。
「難病です。いつ死んでもおかしくありません」
再検査の病院で、そのように告げられたそうです。
体調はずっとよくて、文句のつけようもないわけですが、
医者の言葉を尊重し、まだ50代で職場を去り、
死んだつもりになって、
老後の引退生活みたいな生活を送ることにした。
イチかバチかの危険な治療、危険な薬を、
勧められたそうですが、
体調は、生まれたときからぜんぜん変わらない感じ、
そこに危険な治療を受け、危険な薬を投薬された場合には、
現在と将来の健康が確実にそこなわれるだけでなく、
致命的にさえ、なりかねないようなので、
ご家族やお身内とも相談を重ねたあげく、
わざわざ苦しむ必要ないと、断ったそうです。

それから今日に至るまでの15年間、
体調は相変わらず変化なく元気ですが、
ご自身も周囲も、
「治癒不能の難病で、いつ死んでもおかしくない」という、
どこかしら悲劇的な、
どこかしら不安と恐怖に切羽詰まった、
「まるでドラマの主人公を演じてる気分」だそう。
二週間ごとに血液検査を受けに通院し、
数値は上がったり下がったり。
病巣もないし、症状も実態もない、
ただ検査数値と結びつけられた難病で、
何と関連して数値がそうなるか、それも不明だそう。
体調は数値に関係ないようですが、
数値がわるくなるたびに治療と薬を勧められる。
体調という現実よりも、
検査という目安の情報が重視される現場です。
長い年月、数値重視で過ごしてきて、
疲れたし、バカバカしくもなり、
自分たちの判断で通院を打ち切ったそうですが、
ドラマの主人公がけなげにふるまうような感じは、
今でもやめられないのだそうです。

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七十代の、品のよいご婦人が、
重い運搬など、体をはった仕事をがんばってる。
娘さんは、「週6日も出勤するんですよ」と困り顔。
最近の一連の騒ぎで週3になったそうです。
「もうやめてラクに過ごしたらいいのに」
「お金に困ってるわけじゃないでしょうに」って、
周囲は言うんだけど、本人がガンとして聞かない。
体が何ともないならいいけど、
右腕が動かなくなって痛みもひどい。
病院も薬も大嫌いってことで、
子供のころからめったに行ってない。
今回さすがに行ったようですが、
二度行って、さしたる効果もないことを確認したら、
「行っても同じ。もう行かない」って。
操体法も娘さんがずいぶん前から勧めてたけど、
「いらない」って断り続けてた。
今回はさすがに足を運ばれたというわけです。

相当がまんしてる体。よくぞここまで、と思う。
動きは案外よくて、コワバリがどんどん取れていく。
一度の施術でふつうのひとのレベルまで整って、
症状の痛みもほぼ消えた。
奇跡の回復、おどろくしかない。
これなら症状がひどいときは負担を軽くして、
しのげばまだまだいけそうですが、
眼光鋭く、ヘタなこと言えない雰囲気。
小さなお体で、このファイト。どこからくるんでしょう。

指導でこのことを話したら、
「精神力が、体をつくる」
そのように言われました。
健康法とか治療でいくらがんばっても、
精神力となると、何かでどうなるというシロモノではない。
精神力が回復力のカギを握るのですよね。
その精神力、どこから来るか。
自分の関心はそのあたりにあるのですが、
食養・マクロビでいうところの、
塩やニガリの利かせかたにあるのだそうで、
口で言えるほどカンタンではない、とのことでした。

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もうずっと首は動かなくて、
振り返るときは体全体で振り向くので、
周囲から指摘されるそうです。
「それで首を治してほしい」という相談。
「ん~首だけ固いひとって、いないんですよ(^o^)」と、
私はお返事しました。
半分は受け売りで<(^o^)もう半分は自分の体験。

首の固いひとは背中も固い。腰も固い。
そして何より足首が固い。
「だから、首だけいじると、こじれて、
さらにたいへんなことになると、いわれています」
自分もまた、ムチウチをやった当初、
苦し紛れに首をいじり続けて、
効果ないどころかっていう失敗を繰り返す期間が、
さいしょの一年半くらい、あった。
いまも完治してないのは、
ひょっとして、自分の未熟で不適切な対処で、
こじらせたといえるかもしれません。

「だから、まちがった対処するくらいなら、
放置したほうがよほどマシってことも、
ないとはいえないんじゃないですか」
今のところ科学的な研究で調べたひともなく、
科学的証拠はありません。
見聞きしたり、体験したことを手がかりにするので、
何をどう信じるかはご自由です。
そう付け加えておきました(^o^)

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