ヨガの呼吸に「クンバカ」っていうのがある。
息を吸ったあと、しばらく止める。
ヨガ教室で、みんなで何となくやってたけど、
どういうことか、サッパリ意味がわからなかった。
呼吸を止めて何の役に立つの。
わからないまま実習してた。
呼吸法って、間違ってやると危険ですよって本に書いてある。
指導者立会いのもとで、っていうけど、
他人の呼吸がどうなってるかなんて、調べようもないから、
ただみんなでやってるだけでした。

バンダ、っていうのもわけがわからない。
お腹をひっこめるんです。
ウディヤーナ・バンダっていうんですけど、
なぜか自分は小学生のときに、
あばら骨のかたちが浮き出すのがおもしろくて、
ヨガなんて知らないときから遊びでやってた。


ぐうっと締め付けたあと、ゆるめて脱力すると、
たしかに血流が回復する。
それがよさそうだというのはわかるのですが、
どのあたりに、どのていど、
どのような緊張をつくればよいのか、
どのようにゆるめればよいのか、
指導を受けても具体性がなくて、
あんまり勝手にやってると、
おかしなことになるといわれてる。
わからずにやるから、
どんな影響が出ているか、わからない。
おかしなことになってるひと、少なくないらしい。(つづく)

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