福岡操体法スタジオ (yahoo!ブログから移転)

九州は福岡に操体法スタジオを開設しました。さまざまなアレルギー発作や肝臓病を生活改善で、回復不能といわれたムチウチを操体法で対応した自身の体験も紹介。施術や講習会のお問合せは080-1720-1097 メールfukuokasoutaihou★yahoo.co.jp(★→@)へお寄せください。

タグ:左右の差

ちがいのわかるひとは最初から操体法ができるが、
ちがいのわからないひとは最初から最後まで少々むずかしい。
右の挙手、左の挙手、
外から見てるひとには左右のちがいがわかっても、本人は首をひねる。
「同じようなもんでしょ」って。

わかるひとっていうのは、「あっ、こっちですね」と反応がよい。
やりやすいほうを何度か行ってもらった後、
もいちど右と左で挙手を比べてもらうと、
「あっ、変わってる。たしかにさっきとちがう! 
え~、不思議ね。なんでですか」
これで操体法の入門編はほぼ終了ですが、
ここまでくるのに1年3年、いや10年かかっても、
「言われてみりゃ、そうですけどね」
「まあ変わったといえば変わったけど(それがどうした?)」
そんなところで止まってるケースも少なくないわけです。

からだのにぶいひとは「どっちみちおなじじゃねえか」で生きてきて、
今後もその方針で生きてく予定かもしれないから、
「あ、こっちです」「いや、それはダメ」「あと1センチ外側」などと、
的確に自分の感覚で、よい動きを知るということは、
自分とは関係ない世界だと割り切って、
そのまま自分のにぶさを許す傾向もある。

左右の差・動きの差というのは、日常で見落とされていたちがいです。
その小さなちがいが、現在の災厄を招いてるということが、
信じられないにせよ、イメージだけでもできるかどうか。

見落としちゃいけない、かすかな違いもあるということを、
少しでも信じられるかどうか、そこは操体法の分かれ目となるでしょう。
信じて取り組んでいれば、
当たり前のことだから、当たり前にわかるようになるのですが。


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事故で片ほうの視力を失った方が来られ、自分も眼帯つけて疑似体験した。
いろんな発見もあるので、ぜひやってみてください。

見えるほうの目が光に反応し、きょろきょろと見る方向を変え、
そのたびに眼球を動かす腱や筋肉が、伸縮し、運動するわけです。
しかし見えないほうの目は、ほぼリラックスしたままで一日を終える。
その左右の運動の差が首のコリ、肩こりなどに現われ、疲れも出る。
体の調整をおぼえて日常的に活用していただきたいと思う。

目だけの問題でなく、平衡感覚も、足元がおぼつかないというか、
全身の運動にまで差支えがある。
ひとにもよく突き飛ばされるそうで、
人影が見えない、目の届かない範囲が増えますね。
外出時は白い杖をこれみよがしに持ってると役に立ちそうだけど、
逆に狙われることだって、あるかもしれません。
白い杖を使うことに心理的な抵抗感も、生じるかもしれず、
一人でも付き添いの方がいてくれたら、どんなに心強いことでしょう。

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