タイヤ交換してもらったときに、
「下回りにサビが発生しつつある」と指摘され、防錆処理を勧められた。
「あそうですかそれならお願いします」って行動がとれない私は、
「あほんとだサビ始めたね、もう12歳になるからね、この子も。
今回のタイヤがダメになったら新車に乗り換えようかねえ」って笑って、
その場をごまかした。

その日以来、車のサビの問題について集中的に調べてた。
業界内部の方が、こんな話をしておられました。
「ヨーロッパでは新車のときから、
下まわりの防錆塗装なんか常識的にやってある」
「だからヨーロッパ車で下回りがサビるってこと、まずない」
「それでは日本ではどうか」って話です。
車は錆び放題。
足回り・下回りの防錆塗装をやらないまま出荷するからですね。
さらに雪の多い地方では凍結防止や融雪のために、
塩化ナトリウムや塩化カルシウムが道路にまかれるせいで、
サビの害がひどく、買い替え時期が早くなる。

「サビやすい車のほうが、部品交換や防錆塗装で経済効果がある」
「早くサビればサビるほど経済効果がある」ということになる。
そんな話を周囲にしていたら、
「それはねえ車だけに限った話じゃないんですよ」って声もあがりました。
「昔はそんな国じゃなかったと思うんですけどねえ。
今ではお金と経済の考えが中心なんですよねえ」

車の所有者本人が、ご自身で防錆処理されてる動画をいくつか見ました。
スプレー式のペンキ1缶を、シューッと吹き付けて終了で、
とくにたいへんな作業ではないわけです。
そのくらいなら新車のとき標準でやっててほしいと思うけど、
個人がやるにはジャッキで持ち上げて行う処理なので危険が伴う。
業者さんに相談してお金で済ませるほうが無難な状況です。

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