腹式呼吸法やったらいいですよ、って操体法の本にある。
そうか操体法でも呼吸は大切なのかと思いましたが、
自分は呼吸法やってると力んでしまう。
「ハイ呼吸法おわり(^o^)」って思ったとき、
やれやれ(^o^)ってリラックスしますから、
よけいな力がどこかに入ってる証拠です。
丹田を意識してるつもりが、
胃のあたりを緊張させて胃を傷めるひともあると、
どこかで耳にはさんだものだから、
間違ったことやるくらいなら、やらないほうが無難かと思ったり。
でも取り組まないとダメな呼吸ってのもわからない。
体のバランスが自分の感覚でつかめるようになったころ、
やっとコツがわかりました。
「こうしよう、ああしなきゃ」とコントロールするよりむしろ、
自分の中に空気が出たり入ったりしてるという事実に、
そっと意識を寄り添わせ、
どこを、どう、空気が出入りしてるのか、観察を続ける。
すると呼吸はオートマチックにととのってくる。

浅く、粗っぽく、どこかでつっかえたり、
通りがよくないところがあったり、
左右の鼻の穴に均等に出入りをしてなかったり、
そりゃイロイロ気づく点があるわけですが、
気づいた瞬間に、呼吸が切り替わり、
しだいに静かで深い腹式呼吸になってたりします。

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